インフルエンザ

高齢者はインフルエンザワクチンを接種したら肺炎球菌ワクチンも

65歳以上の高齢者の方は、インフルエンザの発症をインフルエンザワクチンで予防して、肺炎球菌による肺炎を肺炎球菌ワクチンで予防することも必要です。インフルエンザに合併する肺炎に最も高頻度にみられる細菌は肺炎球菌です。肺炎球菌ワクチンは、肺炎の重症化も防ぎます。

高齢者ほど肺炎に注意が必要って本当?

65歳を過ぎると加齢とともに肺炎にかかる人が増えます。それは年齢と共に免疫機能が低下するからです。

インフルエンザにかかると肺炎にもかかりやすくなるって本当?

気道を守る細胞のバリア機能が低下して、肺炎球菌を主とする細菌に感染しやすくなります。

インフルエンザにかかった後にかかる肺炎球菌による肺炎は重症化しやすいって本当?

インフルエンザにかかった後は肺炎球菌が増殖しやすい状態なので、より重症になる可能性があります。インフルエンザと一緒に細菌に感染した場合の死亡率は高く、中でも肺炎球菌が多く検出されたとの報告があります。

でも肺炎は治るんじゃないの?

高齢者の肺炎は一度かかると治りにくく、また繰り返すことが多いので、かからないように予防することが大事です。
①うがい・手洗い
②マスクの利用
③栄養バランス
④予防接種

インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンは、セットで接種した方がよいですか?

セットで摂取することが推奨されています。
日本呼吸器学会と日本臨床内科医会インフルエンザ研究班は、インフルエンザと肺炎球菌に有効なワクチンをセットで摂取することを強く推奨しています。
また日本臨床内科医会研究班は、2種類ある肺炎球菌ワクチンを適切な接種間隔を空けて接種することを強く推奨しています。

肺炎球菌ワクチンは、いつ接種すればよいですか?

希望があれば接種可能です。インフルエンザワクチンと同時期、もしくは同時でない場合は6日以上空けて接種できます。
肺炎球菌ワクチンには、結合型ワクチンと多糖体ワクチンの2種類がありますので、接種歴も含めて自分に合ったワクチンや接種の順番等を相談してください。